MISSION
私たちの使命は、課題の本質を考えること。
イメージの諸課題をデザインで解決
ブランディング・アイデンティティ・コミュニケーション
私たちの社会における最も重要な課題のひとつに、イメージの制御があります。「ブランディング」「アイデンティティ」「コミュニケーション」などは、その諸相と言えるでしょう。イメージを制御することで、それら諸相の持つ課題は大幅に改善されると考えます。ただし、イメージとは実体を知覚することに似た経験のことですが、そこには実体はありません。つまり実体のないものを制御しなければならないところに、イメージ制御の難しさがあります。ではどのようにすればイメージを思うように制御することができるのでしょうか?
イメージを制御できるデザイン
イメージの形成には、視覚に頼るところが大きいのは周知の通りです。しかし視覚的要素だけでイメージを制御できるとは限りません。その視覚要素の制作背景や活用方法など、戦略的な計画が必要となります。
本来のDesign*には、視覚的な装飾に限らず思想や計画などの意味が含まれています。つまりデザインとは、視覚的な効果に加えて思考や概念の組立てを行うことであり、イメージの制御に最も適した手法といえます。
当事務所ではデザインをそういった意味で捉え、ご依頼者の課題の本質を考えてご提案させていただくことを使命と考えています。
design*は、フランス語のdessinイタリア語のdisegnoと同じく、ラテン語のdesignareが語源です。designareには「計画していることを記号にして記す」という意味があり、ある課題を解決するための思考や概念構築を行い、またそれを多様な媒体に合わせて表現することといえます。日本では、かつて図案・意匠などと訳されたことから装飾的な意味で理解されることが多かったようですが、最近ではデザインに対する理解が深まってきているようです。
Webはイメージ制御の重要なツール
Webサイトの目的は「体験を重ねる」こと
Webサイトは単なる情報発信の媒体ではなく、ユーザーがコンテンツを通して意志疎通や発信者への理解を深め、課題を解決する場です。そのときコンテンツはユーザーにとって、単に読んだり見たり聞いたりするものではなく、体験するものであるべきです。この体験を積み重ねることで、ブランドは形成されて行きます。Webはブランディングの格好の媒体であり、他の媒体と最も違うところです。私たちは今やWebサイトなしでは企業や団体のブランディングは困難であるとさえ考え、1996年からWebサイト制作に携わってきました。
課題の本質は何か?
私たちがクライアント様からのご要望を伺うとき、それが課題を解決する最良の方法かどうかを考えます。たとえば腹痛という症状が必ずしも胃薬では治らないのと同様、ともすれば課題の本質は意識化されていないことがあります。課題の本質に気づいてご提案できるかどうかが私たちの使命であり、それができた瞬間が至上の喜びとなり、私たちの活動を支える源となります。